マックのコーヒーが大好き。でも、ポテトが苦手になってきた話

10年ぐらい前かな。マックのコーヒーがプレミアムローストコーヒーという立派な名前に変わって美味しくなった。

それまで薄味で酸っぱいお湯のようだったコーヒーが、打って変わって本当のコーヒーになったのだ。

初代プレミアムローストコーヒーはとても重厚な飲み口で、脂っこいポテトやハンバーガーを受け止めるのにはちょうど良くて嫌いじゃなかった。

ただ、どちらかというと、食べ物や時間帯などシチュエーションを選ぶ味で、気軽にたくさん飲める感じの味ではなかったのだ。

コーヒー単品で飲むにはちょっと僕にはキツすぎた。

ところが、2~3年前にリニューアルした今の プレミアムローストコーヒーはかなり飲みやすくて、口当たりが良くなり抑えめな酸味に程よい苦味がとても美味しい。

じっくり味わうコーヒーではないけれど、いつでも何気なく手軽に飲めるコーヒーとしてはベストチョイスだと思う。

ドトールのコーヒーも好きだけど、今はマックが1番だと思う

ちなみに、ドトールのブレンドも好きだ。

もう15年ぐらい前になるだろうか、たまたまドトールコーヒーの社員の方とお仕事をする機会があった。

その方にすごい熱量で説明されたのだけれども、ドトールのコーヒーは生豆を輸入し国内焙煎しているから美味しいのだそうだ。

しかも、作り置きせず焙煎したらすぐに出荷して、いつでも焙煎したてのコーヒーをドトールのお店で提供できるようにしているらしい。

その方によれば、アメリカから来たコーヒーチェーンは、海外で焙煎しているので輸送中に風味が落ちるそうで、深煎りの豆ばかりなのはそれを誤魔化すためなんだそうだ。

まぁそれは何だか言いがかりな気もするけれど、確かに米系コーヒーチェーンのトップラインはブレンドコーヒーではなく、ミルクやクリームを混ぜたコーヒーばかりだ。ブラックで美味しいコーヒーだったとしたら、逆に勿体無い豆の使い方をしている。

そんな熱弁にあてられてからは、前にも増してすっかりドトール信者になってしまった僕だったのだけれども、最近はマックのプレミアムローストコーヒーばかりを飲むようになってしまった。

マックのコーヒーは、クーポンアプリを使うと、ほぼ一年中Mサイズを120円で買うことができる。

冷めてもそこそこ美味しく飲めるので、毎朝120円でMサイズを買って、その一杯を午前中かけてちびちび飲んでいる。

コスパがかなり良い。

事務所には、ドトールのマイルドブレンドをお店で挽いてもらって粉の状態で置いてあるのだけれど、忙しい午前中にいちいちドリップする手間がだるい。それに、ドリップが下手くそなので、美味しく淹れられないことが多いのだ。

ポテトの油の臭いが鼻について嫌いになってきた

以前は、コーヒーとフライドポテトを一緒に食べるのが、かなり大好きだったんだけれど、ここ数年ちょっと辛くなってきた。

なんだかマックのポテトは、油の嫌なにおいが鼻につくようになってしまい嫌いになってきた。

年のせいで脂っこいものがダメになった説もあるのだけれど、他の飲食店などでだされる揚げ物やポテトは相変わらず美味しくいただけているので、やっぱりマックの揚げ油が僕に合わないのじゃないかと思っている。

なんだか、洗剤だとかプラスチックが溶けたような感じだとか、臭いの奥の方に、工業製品的なとても人工的な何かがいるのが見えてしまうのだ。

僕の周囲の人たちは、相変わらず美味しくポテトを食べているので、単純に僕の味覚や嗅覚の問題だとは思うのだけれど、僕にとってはそれがとても嫌な人工的な臭いなのだ。

一度それに気づいてからは、マックの店舗に入っただけでその臭いが鼻につくようになり、なんだか全てが美味しくなく感じてしまう。朝マックのマフィンに塗られているバターからもその臭いがしてきているような気がして、大好きだったソーセージエッグマフィンも美味しいと思えなくなってきた。

でも、同じように揚げているはずのホットアップルパイは、相変わらず美味しいと思うのだけど、何が違うんだろう。

気のせい?

そんなわけで、毎朝マックに行くのではあるけれど、120円だけを支払ってMコーヒーを受け取り、そそくさとお店を出るようにしている。

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